カリキュラム

科目配当表

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教員一覧

Shibaura Institute of Technology (SIT) is committed to using innovative research tools and information technologies to inspire and promote excellent inter-disciplinary research regardless of organizational affiliation or position within the wide spectrum of science.


SIT(Shibaura Institute of Technology) Research Profiles  (Find "Architecture and Civil Engineering" in "Graduate Schools")
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代表的な授業

<建設工学基礎>

 建設工学専攻の大学院生が「高度の専門職業人」としての勉学と研究の活動を行うのに必要となる基本的素養を修得する導入科目として位置づけられる授業です. 講義は,(1)環境システム学科(第1回-第4回),(2)建築工学科(第5回-第7回),(3)土木工学科(第8回-第11回),(4)デザイン工学科(第12回),(5)建築学科(第13回-第15回)の順に,以下のテーマについて行います. (1)環境とスケール,建築単体-建築周辺-地域から都市全体へ,(2)これからの建設行為を考える,(3)土木工学の最近の研究テーマから,(4)都市・建築と社会の調和のデザイン(5)持続的社会構築に向けて この授業によって,建築学,土木工学,環境システム学,および,デザイン工学に関わる全体的な教養を身につけることができます.

<まちづくり特論>

 近代都市計画のアンチテーゼとして誕生し,各地で取り組まれている「まちづくり」の思想と理論,方法論,手法,事例について解説します. まちづくりの根幹は,ボトムアップとパートナーシップ,地域性重視,再生・活用重視,持続性重視などです. 目に見える空間デザインとプランニングに加えて,見過ごされがちになる人々や組織の活動,地域社会・文化に光を当てていきます. 授業では,レクチャーや見学に加えて,4人程度からなるグループを構成し,具体的なまちづくり活動を事例として,調査と発表,討論を実施しています. これによりレクチャーの内容に対する理解を深め,またまちづくりの手法を体験的に理解できるようにしています.
ここ数年,事例として,キャンパスが立地する東京都心湾岸地区(中央区月島、江東区豊洲など)と東日本大震災からの復興に取り組んでいる東北地方各地を対象にしています. 写真は,中央区月島にある「月島長屋学校」でのレクチャーの様子です.

<空間情報構築特論>

 地図サービスやカーナビ,GPSケータイアプリ,ロボットサービス,工事支援,緊急災害観測,文化財記録など,社会を便利にしたり,安全にしたり,豊かにしている位置情報を用いたサービスは,空間情報工学の技術で成り立っています.
この授業では,講義,輪講およびワークショップ型授業を通じ,土木・建築分野において共通して活用される空間情報工学の基礎を理解していきます.具体的には,3D計測や衛星測位,地理情報システム(GIS),衛星観測,画像処理などを横断的に学びます.たとえば,3D計測に関しては,講義においてレーザースキャニングや写真測量などの計測原理を知り,輪講で応用事例を知り,ワークショップ型授業でBIM/CIMにもとづいたアイデア提案をする,という流れで学んでいきます.
空間情報工学の基礎を学習することで,受講者が社会に存在する課題を抽出し解決するツールとして空間情報技術を活用できるようにしたり,新しいサービスを提案したりすることができることを目標としています.